でこぼこ北京ブログ

旅行、お得な事、そしてくだらない事を気ままに書いてます。食べることが大好きですが、グルメではありません。

【現金】を全く持って行かず中国を旅行する、生活することはできるか?

f:id:trvlr:20180324132815j:plain:w500

前置き 中国はキャッシュレス社会へ突入

ここ数年のことですが、中国は急速にキャッシュレス社会へとシフトしつつあります。

偽札が横行していて、中国で生活をしていれば誰しも一度は偽札を掴まされたことがあるのではないかと思います。そういう点からはキャッシュレスの方が安心して利用は出来るかなと思います。

ただ、まぁ現金が全く使えない社会というのもどうかなと思うところ。中国は急速に現金取引が減っているのは確かです。

現在はテンセントという会社のWecha/微信(ウィーチャット/ウェイシン)が一番普及している実感です。それと同じ位にタオバオ/淘宝網で有名なAlipay/支付宝(アリペイ/ズーフーバオ)が普及しております。

これらが二大勢力となっています。

北京で言えば、ほぼほぼ全てのお店/レストランでどちらか、または両方使える感じ。上海やその他の都市でも同じだと思います

f:id:trvlr:20180327205703j:plain:h400

2−3年前までは中国ではみんな銀聯カード(ユニオンペイ)を使用していました。

これはVISAやJCB何かと同じカードの国際ブランドです。中国で銀行カードを作ると基本銀行カードは全て日本で言うデビットカードの機能を持っているので、この銀行カードでお店やレストランで支払いが出来ます。

でもここ数年、WecatやAlipayに押されて危ういなんて話もあります。この方法だと、スキャンするか、して貰うかで済んじゃうので時間が短いという点も好まれるのかもです。

ただ、このキャッシュレスの方法は全て中国発行のカードや銀行口座がある前提なので、それらがない方はほぼ使えません。。。

中国はちょっとその通貨の制限から特殊なのか、中国国外で発行されたカードは使えない場所があり、住んでいる外国人、観光客も多いのに未だに国外発行カードは使えない場所が多いです。

ホテルや外国人がよく行くお店では使えることも多いですが、使えない場所が多いと思っていた方が確実です。

また受け付けて貰ってもお店側の手数料の関係からかと思いますが「XXXX(特定のカードブランド)のみ使えます」と言われることもたまにあり。カード社会であるアメリカだったら、旅行中も支払いは日本のクレジットカードでほぼ済ませてしまう事が可能ですが中国だとなかなかそうもいきません。

ただ、日本のカードを中国で使うとカードの海外決済手数料がかかっちゃいます。そのため中国在住者が日本発行のカードを使うメリットはないというところでもあるんですが。


私達のケース:現金なしな状況

色々あるのですが引っ越しをすることになり、急に家賃3ヶ月分を前払いすることに。
夫の給料も自動で会社から母国に送金されており、家賃3ヶ月分なんて現金、うちは置いてません。
それでどうやって現金をゲットするか、日々の生活費をどうするか、と考えることに。

一番簡単な方法 日本のカードでキャッシング

クレジットカードでキャッシング

キャッシングと言うと、消費者金融!みたいなイメージがありますが、クレジットカードまたはデビットカードでもキャッシングは可能です。クレジットカードの場合には日本のカードを海外でもキャッシング(現地通貨で引き出し)出来るので、現金を一切持って行かずとも、現地通貨を手に入れることが出来ます。

またキャシングの場合、レートは両替所でするより有利な場合が多いです。キャッシング手数料がかかりますが、短期旅行の後、すぐ帰国をしてキャッシング借り入れ分も返済出来る、という方であれば有効な方法だと思います。

www.smbc-card.com

利率(実質年率)18.0%

ただクレジットカードのキャッシングは借り入れなので、1ヶ月以上の長い旅行の方、または海外に住んでいる人が使う方法としては、手数料が年率で18%!なんて高いので現実的ではありません。

デビットカードで現金引き出し

長期旅行、滞在の方でクレジットカードでのキャッシングの返済がすぐに出来ない場合には、海外で現金引き出しが出来るデビットカードを日本で作っておけば、現地で引き出しが出来ます。

この場合には、自分の銀行口座から引き落としされ、借り入れではないので返済の必要はありません。私は日本のクレジットカード事情にはちょっと疎いんですが、主婦の場合にはキャッシング枠をクレジットカードに付けるのに夫の同意書や年収証明書が必要となる場合もあるとのことで、ちょっと面倒だなと。

そういうのが面倒な人はデビットカードを作って、海外で引き出しというのが良いと思います。

使い勝手が良いと思うのはソニーのBank Walletというカードです。

銀行カードがデビットカードにもなっているのですが、このカードとは通貨によって他のデビットカードよりもより良い手数料で引き出しすることが可能です。もちろん買い物時に使用も可能。 moneykit.net

このカードの本領は米ドル、香港ドル、イギリスポンド等指定されている10通貨の利用の場合が最もレートが良いです。

このデビットカードを持っていて、またソニー銀行で外貨口座を開設しているとそこからそのままそのお金が引き落としされます。 f:id:trvlr:20180325114952j:plain:w500
外貨口座にお金が足りない場合にもソニー銀行の為替レート(カード会社レートよりも良い)で換算の上引き落とされます。

中国元はこの指定10通貨には入っていないので以下の通り。

ATMからの引き出しの場合には、VISA指定レート(ソニー銀行のレートではない)に1.76%が上乗せ、海外ATM手数料216円+海外ATM独自の手数料がかかる場合があります。 f:id:trvlr:20180325115312j:plain:w500

カードのキャッシングは両替所よりもお得なのか?

クレジットカードやデビットカードを海外(日本以外)で使用する際には、海外決済手数料というのが上乗せされているのですが、これが別途手数料として明記されているのではなく、レートに上乗せされて請求されているのですごく分かりづらいんですよね。

ただ、両替所や銀行で両替をするより、カードの手数料の方がグッと安い場合が多いです。

次回海外に行った際に、レートが確認出来るサイトやアプリを持って行って、両替所のレートと比較してみてください。 かなーり差がある場合が多くて、ちょっと両替するべきか考え込む事も多いです。

1%とか2%ではなく、5%、10%違う場合も。。。

それぞれ特徴があり、両替所は現金で両替が出来る便利さが手数料となっているので、差があるのかなとは思います。でもカードでキャッシングが出来て、その方が手数料が安いならそちらを使った方が良いと思います。

例えばこれを書いている3月25日現在のレートを見てみます。1中国元に対する日本円の数字が少なければ少ない程、少ない日本円でたくさんの中国元へ交換出来るという事なので有利です。

外貨両替で有名なトラベレックス、こちらは外貨を自宅まで届けてくれるのでとても便利です。10万円以上の利用で宅配無料。JCBカードでの支払いも出来るのでポイントも貯まります。成田、羽田、中部、関西など主要空港にお店があるので、両替忘れてた!なんて言う時にも便利です。
外貨両替専門店トラベレックス | 国内店舗一覧

トラベレックスの3月25日現在中国元のレートは1中国元=18.2円

対してVISAの基準レート+VISAの決済手数料1.76%を上乗せして計算してみると1中国元=16.96円でした。 ExchangeRateComp | Visa f:id:trvlr:20180325122624j:plain:w500

例えば10万円を交換したいとなった場合、両替所では5,494中国元となり、カードの場合5,896中国元(ここからATM手数料が差し引かれる)となります。その差は約402元(間を取って17.5円のレートで計算してみると日本円では7,035円)です。ATM手数料が1,000円かかったとしても、カードの方が良いレートとなります。

両替所はやはり便利ではあるのですが、その分の手数料が入っているような感じですね。

またカードは使った日に決済レートが決まるわけではなく、次の日やデータがカード会社に届いた日というような場合もあるので一概に両替所が悪いということではないのです。ただ一般的に言えば、やはりカードの方がレートは良い傾向にあると思います。

ちなみに、日本円を持っていて、現地(中国国内)で両替したいとなった場合、中国の銀行で両替するのがレートが一番良いと書いておられる方をネットで見かけました。

両替をしている銀行は両替マークが銀行の建物の外に掲げられてます。

ただ場所と時間にもよりますが、銀行は混み合う場合も多い&北京でも英語が話せない銀行員の方が多いので若干苦労するかもしれません(私は銀行には出来れば行きたくない派です)。

上海の場合には英語が話せる行員の方が多くてとても助かった覚えがあります。両替時はパスポートも必要なので忘れずに。

www.shanghainavi.com 上海について書かれていてちょっと古い記事ですが、北京も同様の内容です。

日本で銀聯カードを発行する

ちょっと事前準備が必要なので、すぐ簡単に出来る方法ではありませんが日本のカード会社でも銀聯カードを発行しています。これらを発行してから中国に来れば、両替をせずともレストランやお店で決済が可能です。(銀聯カードは今でも以前と小さいお店以外はほとんどのお店で使用可能です。)


現在東京三菱UFJと三井住友カードが銀聯カードを発行しています。

ただ、銀聯カード単体では発行出来ず、それぞれのカード会社で発行しているカードに追加として発行して貰う形です。
MUFGカード 銀聯(ぎんれん)カード|クレジットカードなら三菱UFJニコス

www.smbc-card.com
三井住友VISAカード
マイラー視点で言うと、三井住友カードの方はANAカードに追加出来るANA銀聯カードがあります。この銀聯カードを持っていれば、両替をせずとも買い物や食事が出来ます。

ただ、この銀聯カード日本、中国共にオンラインでは使用が出来ず、実店舗のみの利用が可能であるため、ネットでの支払いには使えないんです。そのため中国のオンラインショップで支払いをしたい方は、中国のカードをやはり作る必要があります。


東京三菱UFJ、三井住友どちらの銀聯カードも日本円での決済なので、勿論日本でも使用可能です。

ただ、銀聯カードはセキュリティ強化のためサインだけでは決済出来ず、基本的にはPIN(暗証番号)も入れて、サインという決済が必要なので多少面倒と感じる方もおられるかもです。

そして、(日本の会社発行の)銀聯カードは使用出来る場所が限られており、利便性が高いとは言えない感じです。


また海外(日本以外)で使う場合、海外決済手数料2.5%がかかります。

ただ、日本国内で使えば決済手数料がかからない上に、三井住友カードのANA銀聯カードは国内で決済するとワールドポイント(三井住友カードのポイント)が現在キャンペーン中で通常の5倍貰えるのです。(海外利用は2倍)

そのため急いでいない買い物で、銀聯カードが使える場所であればこのカード、かなりポイントが貯まります。現時点で3月末までですが、前回も延長されていたのでその可能性も高し。 www.smbc-card.com
また、入会して発行から3ヶ月以内に5万円使うとワールドポイント600ポイントが貰えます。

www.smbc-card.com
また日本で銀聯カードを使うとXX割引なんていう割引もこのカードで使えます。

この日本発行の銀聯カード、国内で使える場所は以下ウェブサイトから確認出来ます。
銀聯カードが、あなたの街でも
大丸、阪急、マツキヨ、コクミンドラッグ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、帝国ホテル、ホテルオークラ等など。

f:id:trvlr:20180325151704j:plain
この上の方のマークがある場所で使えるそうですー。

まとめ

現金がないってほんと困ります。

とりあえずうちの場合には、どうにかなったというか、どうにかしたのですが結構慌てました。現金がない!って間は滴滴も中国外で発行したクレジットカード払いにしておりました。
www.dekoboko-world.com

海外のクレジットカードが使えるサービスって、中国はまだ余りないんですよね。オンラインでも基本は銀聯カードで、国外発行カードは使用不可なところばかり。Ctrip(現在はTrip.com)は使えますね。

でも他の中国ベースのウェブサイトで余り使えるところが思いつかないです。中国国内のウェブサイトで海外カードが使用出来る場所があれば教えてください!