ワルシャワ エリア別 在住者の感想(中心〜南部)違いとお勧め

どこに住んだらいいのかな

私達が今回引っ越しする際に、夫の勤務先で簡単な、住む場所を探すにあたってのエリアガイドが配られて興味深かったので、それをかいつまんで紹介したいと思います。

夫の勤務先の位置関係から、主に中心から南のみのガイドです。

なお、それぞれの意見はあくまで個人の意見であって、私から見たら良い場所も他の人から見たら良くないってこともありますので参考までに。同じエリアでもポジティブ、ネガティブどちらの意見もあるのも面白いです。

また、感想を書いている人のほとんどがアメリカ人なので空間、例えば狭いと感じる、広いと感じる程度は日本人とはちょっと感覚が違う場合があるとも思います。

ただ実際に現在住んでいる人の感想が書かれているのでエリア選びの目安にはなるかと。

ワルシャワについては、JETROのPDFが情報が多く面白かったので興味がある方はこちらも。

ちなみに時間の30分以上というのはそれ以上なので1時間かかる場合もあれば、30分である場合もありますが同じ区でも場所に寄るので大まかにしか書いてません。

ワルシャワ それぞれの地区

f:id:trvlr:20190809210853p:plain:h500
ワルシャワの地区割

ワルシャワ中央駅がある、中心部がシルドミエシチェ区(①番)で、地下鉄はココらへんを中心としてまだ2路線しかないのですがトラムとバスが縦横無尽に走っているので公共交通機関は比較的発達していて、使いやすいと思います。

① Śródmieście地区

単身者、子供のいないカップルにお勧め
市中心まで5分以内(ここが市中心です)

ヨーロッパ内で、清潔、且つワクワクする、バーやレストランが沢山ある中心部に住むのは難しい!でも、ワルシャワではそれが可能であり、またヨーロッパ内の他都市よりも随分安く住むことが出来ます。中心部はビールを飲んだり、おしゃれなレストランで食事を楽しんだり、ショッピングモールに行ったり、または鉄道駅に行くにも最適。

全てが近い。最高のナイトライフ。公園が至るところにある。カルチャー、エンターテイメントなイベントが毎週どこかで開催されている。

全てが近くにあってとても良い地区です。例えばお店、ショッピングセンター、銀行、映画館、レストラン、オールドタウン等など。特に単身者及び子供のいないカップルで、夜出かけるのが好きな方にお勧めです。自転車で川辺や美術館、博物館にも行けます。

中心部に住んでいてほんとに良かったと思います。公共交通機関もとても便利だし、アパートのすぐ近くにすごく美味しいレストランや良いお店も複数あります。更にコンサートホールや映画館からもすぐ近く。綺麗な公園やオールドタウンからも徒歩圏内です。

②モコトフ地区(Mokotow)

単身者、子供のいないカップルにお勧め
市中心まで車、自転車で5−15分、公共交通機関で15−30分

トラム、バス、メトロと、モコトフは交通機関がとても充実しています。比較的中心部に近く、お店も沢山あります。緑が多く安全です。

流行に乗っていて、どんどん変わっていく地区であり、お勧め出来るバーやレストランが沢山あります。市内中心部にも徒歩圏内です。常に様々なイベントが開催されており、(英語音声または英語字幕で見られる)複数の映画館もあります。

地下鉄駅Wierzbnoの近くに住んでいますが、とても便利です。Krolikarnia公園、 Arkadia公園にもほど近く、地下鉄に乗れば中心部まで10分程。地下鉄沿線に住むならば車はいらないと思います。モコトフはおしゃれなバーやレストラン、歴史的な建造物が沢山あり、発見の毎日です。

モコトフは住むには最適です。沢山お店やレストランがあるけれども、中心部よりは静かです。交通機関も充実しており、中心部にも行きやすいです。

モコトフはとても大きな地区で、それが小さなエリアに分かれています。それぞれに違った雰囲気を持っています。その中でもオールドモコトフはワルシャワで一番最高なアイスクリームが食べられる場所、そして緑が多いです。公園が沢山あります。カフェ、レストランも沢山あり、イベントも多数行われています。住宅街であるにも関わらず、小さなお店やワークショップが沢山あり、必要な物が全部揃っています。様々な人がいます。

モコトフは必要な物が全て揃う場所です。中心からちょっと離れた場所で、すてきなお店、市場、カフェ、レストラン全てがあります。また地下鉄、バス、トラム路線も充実しており、街なかに行くにも最適です。

楽しくて、本物のポーランド(歴史が深い)、多数のレストラン、バー、コンビニがある場所です。一息つける公園もあるので外でまったりすることも。

③Sadyba、ヴィラノフ地区

ヴィラノフ内でも古い(Old)ヴィラノフと新しい(Nowy)ヴィラノフ(西よりのエリア)に分かれています。
*ちなみにSadybaというのはショッピングモール名です。このモールの周辺を指しております。
子供のいる家族にお勧め
市中心部まで車で15−30分 、自転車、公共交通機関では30分以上

ヴィラノフは静かな住宅地ですが、スーパーも行きやすく、その他どのお店にもほとんど歩いていける便利な場所です。主要バス路線が走っていて、通勤にも中心部に行くにも便利。また自転車用道路もあるので自転車でのお出かけにも最適。子供がいる家族が多く住んでおり、子供が住むには最適な場所。

家族向けのエリアで、子供たちは自転車、徒歩、走って外に出かけ、遊ぶことが可能。もし戸建ての家に住む場合には、ほとんどの場合裏庭が付いて来ると思います。夜は交通量も少なく、人の足音もあまりしなくなり、静かになります。

「古いヴィラノフ地区(Old Wilanów )」は温かで、安全で、歩いて回ることが可能で、人が友好的なエリアです。住居も様々なタイプがあり、大使館や小さなお店、色々なサービスを提供するお店が揃っています。Homeyな感じがするエリアで、ポーランド人ご近所さんと外で出会って話をすることも度々あります。Nowy Wilanow(新ヴィラノフ地区)のような郊外という雰囲気はありません(新ヴィラノフ地区の家よりもこちらの方が古いですが、その分こちらの方が広い家であることが多い)。新ヴィラノフ地区にも近いので遊び場や大きなお店、レストランもあり、便利です。

私はNowyではなく、Old Wilanowの方に住んでいます。実際Nowy Wilanowよりこちらの方が私には合っています。個人的にはOld WilanowはNowy Wilanowにあるレストランやお店、子供の遊び場、トランポリン施設、ドッグパーク等などにも行くことが出来、でもNowy Wilanowよりも個性のある場所だと思っています。映画館(IMAXと普通の映画)、スーパー、多数のお店があるSadyba Best Mallにも徒歩圏内。Jeziorko/Lake Czerniakowskie等の自然が溢れる場所にも歩いて行けます。犬を飼っている家族には最適な場所です。

Wilanowは古くて、チャーミングな雰囲気を持ちつつ、アットホームな気持ちになる場所です。私達は森の端の方に住んでいて、犬の散歩にはとっても最適な場所です。同僚も近くに住んでいるので歩いて、または自転車で訪ねて行くということも可能。お店やレストランも多数あります。

④ 新ヴィラノフ地区(Nowy Wilanów)

子供のいる家族、または子供のいないカップル向け
中心部まで車で15−30分、公共交通機関、自転車では30分以上

たくさん子供がいます。子供がいて、車がある家族向けの場所です。

便利。中心部まで出るのもすぐ。マーケットやフードトラックなどなどいつもどこかで色々なイベントが起きているエリアです。もちろん美味しいレストランもあります。

Nowy Wilanowは地元の人からはLemmingradと呼ばれているそうです。それはここはワルシャワ内でもヤッピーなエリアだから。ここには似たような建物がズラーッと並び、似たような家族が高そうなベビーカーを押して歩き、また高そうな犬を連れている人が住んでいます。まぁまぁ静かで、広い空間が広がっている場所。にぎやかな場所が好きな人には向きません。様々な価格帯のレストランがあり、常に新しいお店やレストランが建設中、オープンしている場所です。

人で溢れかえっていて、交通渋滞が結構起きます。ベビーカーが街を占拠しており、駐車スペースを見つけることは難しい。うるさい隣人がいるのでいまいち。

新しく、安全な建物があり、多数のレストラン、食料品店が並んでいます。毎週土曜にはオーガニックマーケットも行われており、地区内に歴史的な宮殿もあります。ご近所さんは新しい人が多く、地に足が付いたコミュニティ感はまだあまりありません。どちらかというと子供がいるカップル、または犬がいる子供のいないカップルに向いています。またはバーや映画館、コンサートホールが近くにある必要がない人ならOKかと。緑はそこまで多くなく、15分位で森や池があります。

居住用に目的を持って作られたエリアなので、中心部にアクセスしやすく、ちょっと特徴に欠けている所はありますが、住みやすい場所です。

ワルシャワの新たな郊外(ここ10年で新たに作られた)で、今も建設が続いています。今後学校やトラムが作られる予定。レストランやお店が多数あり、中心地に比べ清潔で静か。ただ現在公共交通機関がいまいちなのでちょっと他へのアクセスがいまいち。

Nowy Wilanowは非常に退屈な場所です。ベビーカーがほんと沢山あり、人より多い印象を受ける位。以前はもっと市内に出るのに便が良かったのですが、路線の変更によりいまいちになってしまいました。ただ子供が沢山いるエリアなので、お子さんがいる家庭であれば遊ぶ相手には困らないかも。

近代的なアパート、公共交通機関も使いやすく、中心地や通勤にも便利。歩行者、子供に優しいエリアであり、近所で買い物が済ませられるので便利。

⑤Powsin/Konstancin-Jeziorna地区

PowsinはKonstancinの北側に位置しています。
子供のいる家族にお勧め
市中心部まで30分以上

Powsinは必要な物が揃い、私達がお気に入りの場所が複数近いところにある便利な場所です。また家族で住むのに最適です。

週末に中心部に行きたいけど、住むのは静かな場所が良いという人向け。また住む場所もより広く、Uberの車も問題なくリクエスト出来るし、バスもあるので中心部に行くにも問題なし。ただ車で10−15分程運転しないとあまりレストランがないことがデメリット。でもデリバリーもあるのでそこまで大きなデメリットでもない。

Konstancinは静かで平和な場所。レストランやイベント事は少ないけれど、森、川に近く、自転車に乗ったり、近くの村や畑を見に行くには最適。中高生のお子さんがいる家庭なら、自転車に乗って遊ぶには良い場所です。住むには良い所だと思いますが、にぎやかな場所が好きな人には不向きかも。

子供のいる家庭には最適なエリア。このエリアのインターナショナルスクールに通っている子供の場合には、学校行事に参加する際にタクシーで向かう必要もなく、バスで長い時間向かう必要もない。複数の公園に歩いて行けて、Nowy Wilanow(レストランや買い物、病院に行く際)にも歩行者用道路があり、便利です。

Powsinは静かで公共交通機関が充実している場所。4つの食料品店と1つのガソリンスタンドがあります。デメリットを挙げるとすればレストランのオプションがあまりないことと、車がないと不便なこと。でもUberを使うことは可能(雨の日と金曜夜は車は捕まりにくい)。

ご近所さんとも仲良くしており、みんな親切で良い人達です。森やお店の近くに住んでいます。とっても静かで美しい景色が保たれている場所です。

⑥ウルシノフ地区(Ursynow)

子供のいる家族、子供のいないカップルにお勧め
中心部まで車、公共交通機関で15−30分、自転車では30分以上

カバティ地下鉄駅から中心部までは20分程かかります。徒歩圏内にレストラン、バー、お店、子供の素晴らしいプレイグラウンドがある素晴らしいエリア。そしてKabaty Forestにも近くて、Tescoもあります。

カバティは子供連れ家族が多く、緑も多いエリアです。自転車専用道路もあり、レストランも多く、地下鉄があるので中心部へのアクセスも良好です。

ワルシャワの中でも知る人ぞ知るエリアです。静かで地下鉄駅もあるため空港や通勤等どこに行くにも最適。

夜遅くに食事をするにはいまいち向いていない(Uber Eatsのデリバリーはあります)ですが、クラフトビールやワインを楽しめる場所がたくさんあります。公園が近くにあり、緑が多く、街なかよりもスペースが広く、歩いたり、走ったり、自転車に乗るには良い場所です。

⑦Ochota地区

単身者、子供のいないカップルにお勧め
市中心まで車、自転車、公共交通機関で5−15分、

Ochotaはワルシャワの中でも比較的静かなエリア。沢山の公園や戦前の建物が残っており、ローカルなお店や専門店が揃っているのも特徴。例えば傘を修理する人、革職人、靴職人等。そしてレストランやカフェもあり、ワルシャワ中央にも短い時間で行けます。

住んでいる建物の目の前にすごくきれいな公園があります。お店、医院、映画、教会、スポーツ施設、空港、市中心部全てに近い場所でありながら、とても安全なエリアです。

⑧Zawady地区

子供のいる家族にお勧め
市中心まで30分以上
Wilanowからは少し離れていますが、とても美しい地区で、全てが便利な地区です。ここはWisla川にも近く、子供の遊び場や、ビーチ!もあります。二年間住んでいますが、この地域がとても大好きです。

ワルシャワに11年住んでいますが、個人的にはこのエリアはワルシャワ内でも1,2を争う一番ベストな居住エリアだと思います。川や自然にとても近く、自転車専用道路も充実、混み合った道路を使用せず、中心部に自転車で行くことも可能。またNowy Wilanowにも近いので、そのエリアにあるレストランやお店にも行くことが可能です。

まとめ

通勤や通学の兼ね合いもあるかとは思いますが、それぞれに特徴があるのでどなたかこれから引っ越す方の参考になれば幸いです。

私達は交通の便が一番でしたが、車を持つ予定がある人はまた違ったりすると思いますし、それぞれの優先順位ですね。